【バレエ初鑑賞】札幌・新劇場ホールhitaruで、バレエ「白鳥の湖」を鑑賞してきた

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こんにちは!ミルク茶です。

 

さて、昨年(2018年)の11月に札幌市民交流プラザの劇場ホール「hitaru」にて開催された、バレエ「白鳥の湖」を鑑賞してきたのですが、その時の感想を書いていなかったので書いていきたいと思います。

 

僕自身、バレエ鑑賞が初めてだったのですが、新しい発見がいろいろありました(当たり前ですが笑)

 

バレエ「白鳥の湖」に興味がある方、バレエを見たことがない方などの参考になれば幸いです。

 

札幌市民交流プラザとは?

 

「札幌市民交流プラザって何?」

「そもそも『hitaru』って始めて聞いた」

という人もいると思うので、簡単に説明したいと思います。

 

「札幌市民交流プラザ」とは、2018年10月に新しくオープンした、かなり新しい施設なんです!

 

札幌市民交流プラザのホームページによると、

 

国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる

「札幌文化芸術劇場 hitaru」

 

市民の文化芸術活動をサポートし、札幌の文化芸術を支え、

育てていく「札幌文化芸術交流センター SCARTS」

 

都心に集う人々に仕事やくらしに役立つ情報を提供する

課題解決型図書館「札幌市図書・情報館」

 

の3つからなる、複合施設です。

 

引用元:札幌市民交流プラザについて | 札幌市民交流プラザ

 

 

とのことです。

 

また、カフェ「MORIHICO.」や、レストラン「DAFNE」が入っており、快適に過ごせる空間が備わっています。

 

今回は、バレエを鑑賞するために「札幌文化芸術劇場hitaru」に行ってきたわけです。

 

札幌に新しい劇場誕生!「hitaru」について

 

この「hitaru」ですが、北海道初の多面舞台劇場であり、高性能の音響反射板を備えています。

 

実は、このhitaru、北海道で初めて大規模オペラ・バレエを鑑賞できる劇場なんです!

 

客席数は国内屈指の2,302席で、オペラ・バレエなどの舞台芸術やコンサートが実施可能な、3層バルコニー構造だけあって、空間が非常に広かったです。

 

札幌市民交流プラザの4階にhitaruのエントランスがあり、そこからさらに1階分上がったところが、ステージのフロア(観客席の1階前方席)にあたります(初めて行く方は少し戸惑うかもしれません)。

 

僕の席は4階席ステージ向かって左サイドだったのですが、結局札幌市民交流プラザの9階にあたる場所ということになります。

 

劇場の外観は、木を使った現代的な造りで、最初に見えてきたときは非常にテンションが上がりました。

 

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客層は小学生ぐらいの子から高齢者まで様々で、中にはバレエの時の髪の形をしたお子さんも来ていました。

 

バレエ「白鳥の湖」とは?

 

白鳥の湖」について説明する前に、まず今回の公演に関わっている人たちを紹介します。

 

 

次に、バレエ「白鳥の湖」について、簡単に説明していきたいと思います。

 

白鳥の湖」は、「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」とともに「3大バレエ」と言われる、代表的なクラシックバレエ作品です。

 

あらすじを一言で言うならば、王子と、悪魔にさらわれ白鳥に姿を変えられた姫との恋、そしてその邪魔に入る悪役を描いた物語です。

(超大雑把ですみません...詳細を知りたい方はネットなどで調べてみてください笑)

 

白鳥の湖」の見どころとしては、チャイコフスキーの叙情的でドラマティックな音楽や、あらゆる踊りを楽しめる点、そして白鳥のオデットと黒鳥のオディールの二役を一人のダンサーが踊る点などが挙げられます。

 

ダンスだけで二役を演じ分けるのは至難の技ですよね。

 

バレエ「白鳥の湖」を鑑賞した感想

 

まず、当たり前のことではありますが、バレエには歌や言葉がなく、ダンサーによる踊りとオーケストラの音楽のみで物語が進行していきます。

 

そのため、鑑賞する前にそのバレエのあらすじについて大雑把でもいいので把握することをお勧めします(笑)

(そうでなければ、今どんな場面なのかわからず、いつの間にか物語の進行に置いてかれる可能性があります...)

 

正直、バレエ初心者の自分にとって、今回の公演は、楽しかったというより勉強になったという感じでした。

 

白鳥の湖は第1幕〜第4幕まであるのですが、特に印象に残ったのは第3幕です。

 

第3幕は、各国から花嫁候補の姫たちが舞踏会に招かれている場面なのですが、エスニックに富んだ踊り、音楽が多く、派手で面白かったように思えます。

 

また、白鳥の様子(羽を羽ばたかせている様子など)が人間の動きで上手く表現されていて、物語上の人間と白鳥の差が際立っていて、ダンサーの表現力の凄さがわかったような気がしました。

 

全体的に男性は筋肉質な踊り、女性はおしとやかな踊りという印象でした。

自分の見せ場が終わるたびにダンサーが観客にお辞儀をするのは意外でした。

 

また、4階席まで、女性のトウシューズで歩く音がタカタカ聞こえてきたのは意外でした。

 

音楽に関しては、チャイコフスキーの凄さが改めてわかったような気がしました(しかし、4階席からは少し迫力に欠けていたような感じがしました)

 

ただ、4階席からもオーケストラピットは見えていたので、音がクリアに・ダイレクトに聞こえてきました。

 

物語の最後はハッピーエンドでしたが、クライマックスと思われる部分があまり強調されておらず、あっけなく終わってしまった印象でした。

 

カーテンコールは、幕が閉まりかかっても観客の拍手の音に負けて再び開くほど大盛況でした。

 

「札幌文化芸術劇場hitaru」で「白鳥の湖」の鑑賞を終えて

 

今回はバレエ初鑑賞ということで、 バレエとはどんな感じなのかを体感するため、チケットを買ったという面が強かったのですが、実際に鑑賞してみて、色々と勉強になり、行って良かったと感じています。

 

今回の鑑賞でバレエに関するイメージが具体化し、今まで以上にバレエについて興味を持てるようになりました。

 

劇場の印象としては、ホールの雰囲気に好感が持て、またホールスタッフの接客が良く非常に快適でした。

 

ただ、バレエを鑑賞する際には、4階席はステージを見下ろす感じになるので位置的に高すぎると思いました。

(ステージ向かって左前や奥の方が客席、天井に隠れて見えなかったです...)

 

バレエを鑑賞する際には、4階ではなく1〜3階、そして正面の席が良いのではないかと個人的には思います。

 

また、帰る際には、閉演後早めにホールから出ないとエスカレーターが渋滞し下に降りられない状況になるので注意が必要です(笑)

 

以上、hitaruにて「白鳥の湖」を鑑賞した感想でした。

ではまた。

 

 

p.s.

芸術鑑賞の際は、マナーにも気をつけましょう。

2列前の席の人がバレエ上演中に身を乗り出し、バレエダンサーの動きがよく見えないということが何度かありました..(T_T)

【コンタクトレンズ新規】眼科でのコンタクトレンズ購入の一連の流れとは?

こんにちは!ミルク茶です。

 

先日ですが、久しぶりに眼科に行ってコンタクトを購入してきました。

 

僕はいつもコンタクトをつけているのですが、

最近なんとなく目がゴロゴロすることが多いような気がしていました。

 

そこで今回は、眼科でのコンタクト購入の際の診察の流れや、ちょっとした周辺知識について書いていきたいと思います。

眼科でコンタクトを購入するのが心配だと思う方の参考になれば幸いです。

 

(病院によって流れは違うと思うので、あくまでも参考程度にしてもらえれば幸いです笑)

 

 

大まかなコンタクト購入の流れ

 

まず病院に入ったら、受付を済ませます。

自分の名前が呼ばれてから、次のような流れでコンタクトを購入します。

気球を見る

遠くをぼんやり見るよう指示されました。

「二度瞬きをしてから 、大きく目を開けて」とのことでした。

 

眼圧検査

風を右目・左目各2回ずつ当てられます。

その際の目の反応を、専用の機械でみます。

 

角膜内皮細胞の写真を撮る

専用の機械を覗き込み、写真を撮ります。

特に痛みを伴うことはありませんでした。

 

視力検査

輪っかの空いている方向を答えるといった、ごく一般的な視力検査です。

病院へは眼鏡をかけて行きましたが、眼鏡をかけた状態、裸眼、矯正眼鏡の3パターンで視力検査しました。

 

勧められたコンタクトをつける

視力検査の結果を踏まえた、自分に合う度数・乱視の入ったコンタクトをつけるよう指示されました。

病院によると思いますが、コンタクトのメーカー・種類の希望は、この時点で伝えると良いでしょう。

 

3分待つ

おそらく、コンタクトを目になじませる時間だと思います。

 

コンタクト矯正での視力検査

この段階では、コンタクト矯正の状態、片目のみ度数を上げた状態、乱視を強くした状態での視力検査と、近くの文字も読めるかといった近視の確認を行いました。

 

眼科医に目の状態を見てもらう

ここで初めて眼科医に目の状態を診てもらいました。

目に傷が付いていないか、コンタクトが目に合っているかの確認を行いました。

 (具体的には、暗い部屋で、目にライトを当てられた状態で上下左右斜めを見て、目の状態を診てもらいました)

 

コンタクトを使う上での注意点など

 

 今回、受診している中で、いくつか気になったことや重要だと思ったことをピックアップしました。

レンズの手入れ方法について

病院からもらった資料のに書かれてあった、「適正な使用方法に関する情報」からです。

 ・こすり洗いは、レンズ両面を十分に行う

今まで片側しかこすり洗いをしていませんでしたが、やはり手のひらで両面をこすり洗いした方が良いそうです。

各面20〜30回ほどこすり洗いすることが推奨されてしました。

 

コンタクトの種類による違いについて

 

・酸素透過性の違い

角膜への酸素供給不足が生じると、角膜内皮細胞の大きさが不均一になったり、形が変形したりして目の障害が起こります。

・使用期間の違い

1日使い捨てソフトレンズ(1day)、2週間頻回交換ソフトレンズ(2weeks)、1ヶ月定期交換ソフトレンズ(1month)などがあります。

週に2、3回程度の使用回数であれば、1dayを購入する方が2weeksよりも経済的とのことです。

旅行の時だけ1dayを使う、というように使い分ける人もいるらしいです。

 

 

ここまで長々とコンタクト絡みのお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。(笑)

 初めてコンタクトを購入する方や、久しぶりに眼科でコンタクトを購入する方にとって、少しでも不安がなくなれば幸いです(笑)

 

 ではまた。

【クラシック鑑賞】世界的なオケ「パリ管弦楽団」公演のリハーサル見学会に参加してきた!

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こんにちは!ミルク茶です。

 

外はすっかり雪景色です...(ちなみに道内在住です 笑)

 

さて、先日、札幌コンサートホールKitaraで行われた「パリ管弦楽団の公演当日リハーサル見学会に参加してきました。

 

「パリ管弦楽団」の演奏会の模様は、以前の記事にまとめてあります。

ぜひ参考にしてください。

 

milkcha.hatenablog.com

 

 

今回は、どのようにして公演当日リハーサル見学会に参加したのか、

またリハーサル見学会の様子について書いていきたいと思います。

 

 

公演当日リハーサルの見学会の申込方法

 

公演当日リハーサルの見学会にどのように申込したの?

と思う方もいると思うので、説明します。

 

と言っても、実は僕も今回のリハーサル見学会を最初から狙っていたわけではありませんでした。

 

たまたま、「パリ管弦楽団」札幌公演を宣伝する新聞か、チラシのpdfを読んでいたときに(記憶が曖昧でごめんなさい)、

 

「『パリ管弦楽団』のリハーサル見学会への参加者募集について」

 

といった趣旨の文が書かれてあったのを発見してしまったので、申し込むことにしたのです。

 

申込の条件としては、

 

往復はがきに必要項目を書くこと

 

で、必要項目が

  1. 住所
  2. 氏名(漢字で良い)
  3. 年齢
  4. 連絡先
  5. 席の位置
  6. 購入方法・購入場所
  7. (持っていれば)KitaraのClub会員番号

だったと記憶しています。 

 

ただし、注意書きに

 

席に限りがございますので、募集多数の場合は抽選とさせていただきます

 

との内容が書かれてあったので、「ぜひ聞かせてください」的な一言を書きておきました。(笑)

 

公演当日リハーサルについて

公演当日リハーサルの概要

 

 リハーサル見学会のご案内のハガキが送られてきたのは、公演当日の1〜2週間前だったと思います。

 

当日入場する際には、ご案内ハガキ・公演チケットの二点が必要でした。

 

ここで、リハーサル見学会の概要について触れておきます。

 

  • 日時:2018年12月11日(火) 10:30集合
  • 受付:大ホールエントランスにて10:00から受付開始
  • 会場:札幌コンサートホール Kitara 大ホール
  • 座席:自由席 ※3階席(LC、CC、RCブロック)のみのご案内

 

僕が会場に到着した時点で、すでに80人くらいの人が来ていました。

リハーサル見学会でもクロークを使えるとのことだったので、使わせていただきました。ありがたい。

 

ホールに入る前に、Kitaraスタッフより、「写真撮影、録画録音は禁止」などの諸々の注意があり、

ホール内に入ることができたのは、10:40頃でした。

 

公演当日リハーサルの様子 

ホールに入ると、まず目に飛び込んできたのは、パリ管弦楽団の楽団員たちの服装

 

芸術の都を拠点とするオケだからなのか、3階席から見ると楽団員の服装が色とりどりで、まるでパレットの上に乗せた絵の具を見ているような気持ちになりました。

 

また、指揮者のダニエル・ハーディング氏が、指揮者用の椅子に腰掛けている際に左足を少し上げている様子が印象に残っています。

(おそらくこの時点で右足首を骨折していたのでしょう...笑)

 

 

僕らが見学している際のリハーサル曲目は

ベートーヴェン作曲「交響曲第6番 ヘ長調 作品68『田園』」

でした。

 

本番の演奏の感想については、冒頭に貼った記事に載っているので

見てみてください。

 

オケのリハーサルを見るのは初めてでしたが、ダニエル・ハーディング氏は、

曲の始めから終わりまでを通しながら、気になるところがあればその都度演奏を止めて指示する方法をとっていました。

 

かなり頻繁に演奏を止めて指示していました。

 

オケを聴き始めてから日が浅い自分ですが、

指示の前後で、演奏の印象がガラッと良くなるのを実感したような気がします。

 

ダニエル・ハーディング氏が何を指示していたのか、

(おそらく)フランス語だったため理解できませんでしたが、

途中、「フォルティッシモ」、「ピアニッシモ」と言っているのだけは分かりました。(笑)

 

そんなこんなで、

当初は30〜40分ほどと伝えられていたリハーサル見学でしたが、「田園」の最初から最後まで、1時間ほど十分楽しませていただきました。

 

リハーサル見学会の感想としては、総括すると

初めてオーケストラのリハーサルを見て、

新しい発見がたくさんあり、非常に貴重な経験になりました。

 

ぜひ今後もこういう機会を探して参加したいですね。

 

皆さんも、オーケストラに限らず、リハーサル見学会があれば参加してみることを

お勧めします。

 

ではまた。

 

 

 p.s.

 

噂によると、今回のリハーサル見学会に応募して落選した人もいたとのことでした。

 

やっぱりハガキの最後に一言付け加えておいてよかった。(笑)

 

【クラシック鑑賞】世界的なオケ「パリ管弦楽団」の演奏を聴いてきた!

こんにちは!ミルク茶です。

 

突然ですが、先日、世界的にも有名なオーケストラである、

「パリ管弦楽団の公演を聴きに行ってきました!

 

今回は、クラシックを最近聴き始めた筆者の視点で、当日の様子や公演を聴いた感想などを書いていきたいと思います。

 

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「パリ管弦楽団」とは?

 

 「そもそも”管弦楽団”ってなに?」っていう人もいるかもしれないので

調べてみました。

 

管弦楽」とは、

 

「管楽器・弦楽器・打楽器から成る大合奏」

出典:第六版 新明解国語辞典

 

のことをいいます。

 

つまり、「管弦楽団」とは「オーケストラ」であると言ってよいでしょう。

 

 

さて、冒頭部分で「パリ管弦楽団」が世界的に有名なオーケストラであると紹介

しましたが、一体どのくらい凄いのか。

 

雑誌「レコード芸術2017年3月号」に掲載された「オーケストラ・ランキング2017」にて、上位にそうそうたるオケの名前が並んでいる中、「パリ管弦楽団」はなんと、、、

 

第6位!!!

 

芸術の都、パリを拠点とする管弦楽団だけあって、名実ともに

まさに「凄い」オーケストラであることがわかりますね。

 

ちなみに、パリ管弦楽団は、通称「パリ菅」と呼ばれています。

 

今回の公演内容は?

 

さて、今回の公演の詳細について述べていきたいと思います。

 

  • 日時:2018年12月12日(火) 18:15開場 19:00開演
  • 場所:札幌コンサートホール Kitara 大ホール
  • 出演:指揮/ダニエル・ハーディング
  •    ヴァイオリン/イザベル・ファウスト
  •    管弦楽/パリ管弦楽団

 

札幌コンサートホール Kitara」は、その音響の良さから、世界の有名な指揮者たちからも素晴らしいと絶賛されているホールです!

 

指揮者のダニエル・ハーディング氏は、今までに世界の主要オーケストラにおいて音楽監督・首席指揮者などを歴任し、2016年9月にパリ管弦楽団音楽監督に就任した人です

 (実は2019年以降の契約の更新をしないことも決まっているのですが...)

 

ヴァイオリニストのイザベル・ファウスト氏は、これまで世界の主要オーケストラ、世界的指揮者と共演や録音を行っている人です。

ヴァイオリンは、ストラディヴァリウスの「スリーピング・ビューティ」という名前のものを使っているそうです。

 

また、プログラムは次の3曲でした。

 

 

ベートーヴェンの2曲に関しては、かなり有名な作品ですね。

ベルリオーズの今回の曲は、クラシックを聴き始めた筆者にとって初めて聴く演奏でした。

 

パリ管弦楽団の公演の様子と感想

当日の会場の様子

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 当日Kitaraに着いたのが18:40くらい。

クロークにコートを預けて、開演ギリギリに席に着くと、かなりの人で席が埋まっていました。

 

いよいよ開演だというとき、Kitaraの関係者と思しき人がステージに出てきました。

 

何の説明があるかと思いきや、なんと「当日指揮者がツルツル路面で転倒し、右足首を骨折してしまった」とのこと。

 

これには筆者も本当に驚きました。

 

「もしかして代役になってしまうのか?」とも思いました。

 

しかし、指揮者の希望は

それでも予定通り指揮を振りたい。」とのことでした。

これを聞いて、会場が盛り上がりましたね。

 

そして満を持して登場したダニエル・ハーディング氏。

(車椅子に乗せられて登場してきました...(笑))

 

世界的な指揮者の思わぬ形の登場に、会場は盛大な拍手に包まれました。

 

ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」より 「王の狩りと嵐」

ベルリオーズは、個人的には元々、吹奏楽の「幻想交響曲」の原曲の作曲者というイメージがありました。

 

今回聴いた「歌劇『トロイアの人々』より 『王の狩りと嵐』」は、幻想交響曲のイメージと比較すると、やや大人しめに感じました。

 

この曲は、アフリカの森の朝の情景を描いた音楽で、夜明けの情景や、嵐や稲妻の表現などが入っているそうです。

(どの部分かはっきりとはわかりませんでしたが...)

 

曲の途中、ホルン2人がステージの裏で演奏するシーンがあり、とても印象的でした。

 

また、ティンパニーが通常の倍の数だけ用意されており、4人が同時にティンパニーを叩くシーンは驚きでした。

 

また一つ、知っている曲のレパートリーが増えてよかったです。

 

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

いよいよ、ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの登場です!

 

この曲は、ソリストが演奏に加わるまでしばらく時間があるのですが、早速冒頭部分のパリ菅の演奏に魅了されてしまいました。

 

 これは今回の公演全体の感想でもありますが、木管楽器の音の透明感が半端ないです。

オーケストラ全体の強弱の流れも上手に仕上げられており、パリ菅と指揮者の底力を見せつけられたような気がします。

 

そこにソリストが加わって、ますます音楽に深みが生まれました。

スムーズに音から音へと流れていき、自然に伸びるヴァイオリンの音色は、聞いている側に心地よさを感じさせます。

 

これまで世界の主要オーケストラや世界的指揮者と共演しているだけあって、非常に安定感のある演奏でよかったです。

 

ベートーヴェン交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」

「田園」は、同じく有名な交響曲第5番「運命」と同時進行で作曲されたそうです。

 

全体は5つの楽章からなり、それぞれに作曲者自身が標題を付けています。

各楽章で標題がかなり忠実に再現されており、本当にそう聴こえてくるような気がしました。

 

「パリ菅」の演奏は、ピアニッシモのようなとても小さな部分でも楽器のバランスが取れていて、非常に好感を持てました。

 

個人的には、ファゴット、ホルンが特にすごいと思いました。

 

全体を振り返って

 

今回の公演、一言で言えば「最高」でした。

 

今までに生演奏でクラシックを何度か聞いてきましたが、クオリティで比べると今回の演奏が一番です!

 

終演後、お互いの健闘を称えてか、楽団員たちが抱き合っているのがすごく印象的でした。

 

今回、ステージ横からの鑑賞でしたが、かなり近くで演奏を聴くことができて、本当によかったと感じています。

 

遠くで聴くよりも、指揮者やソリスト・楽団員の表情や息づかい、楽器の鳴り方などを感じることができました。

 

今後も、同じ料金でも遠くの席より近くの席を優先して購入しようと思います!

 

 

以上、「パリ管弦楽団」の札幌公演の様子をお伝えしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

 

【初記事】なぜ一介の大学生がブログ開設を思い立ったのか

こんにちは。ミルク茶です(仮)。

 

現在、理系の現役大学生として、

講義に出たり研究したりする日々を送っています。

 

突然ですが、

現実では当たり障りのないよう生活してきて、

周りからは「人当たりが良い」と言われてきました。

 

しかし、ブログ運営にあたって、

自分の考えや思い、経験などを

しっかりと伝えていきたいと思っています。

 

僕がそう思うのは、主に次の3つのブログ開設の理由からです。

 

 

 

 

ブログを立ち上げようと思い立った理由

 

1.アウトプットの重要性に気づいたから

 

僕は高校、大学とそれなりに知名度のあるところで勉強してきました。

しかし、高校でも、また大学でもそうですが、

講義や講演会、テレビ、読書、ネットなど

 

ありとあらゆるものから

情報をインプットして覚えたつもりでいても、

 

「思い出せない・・・」

「生活に活かされていない・・・」

 

そう思うことが多かったのです。

しかし、ある時気が付きました。

 

「インプットメインでやっていて、

アウトプットしていないからではないか?」

 

・・・

 

そこで、アウトプットするための手段を調べてみると、

 

「ブログを書くことはアウトプットする代表的な手段の一つ」

 

であると様々な人が言及しています。

 

・・・ということで僕も始めてみよう!

という気持ちに至ったわけです。

 

2.自分の経験が誰かの役に立つかもしれない

 

「自分が当たり前だと思っていることが、もしかしたら他人の役に立つのではないか?」

 

ある時、このように思いました。

 

「こんなに目立たないで生きてきたような大学生でも、

今まで蓄積してきた知識や経験、体験が少しでも人の役に立つのであれば、

これほど嬉しいことはない。」

 

こうして自分の得た知識や経験を公表するツールとして、

ブログを使おうと思ったわけです。

 

3.自分を変えたい

 

大学生になってからの話ですが、

ある年の夏休み。

 

12週間ほど、スマホでゲームをし、ネットサーフィンするだけの

日々を過ごしていた時がありました。

 

この時に、

 

「このままだとすでに行動している大学生とは大きく差が開き、

社会人になってから苦労するのではないか」

 

と、ふと思ったのです。

 

それ以来、

 

「大学時代にできることはやっておこう」

 

をモットーに、元来あまり目立ちたくない性格であっても自分なりに

少しずつ改善すべきことは改善し、より有意義に生きようと行動してきました。

 

ブログを書き始めようと思ったのも、その流れからです。

 

ブログを始めることで、

何かしらポジティブな影響があるのではないかと思い、

とりあえず始めてみようと思ったのです。

 

以上、僕がブログを始めようと思い立った理由でした。

 

ブログに対するこれからの展望

 

とここまで色々とブログ開設の経緯について

書いてきましたが、

このブログでは、主に

 

・今まで経験してきたこと

・新たに学んだこと

・その他書きたいこと

 

を書いていきたいと思っています。

 

いわゆる「雑記ブログ」ですね。

 

このブログがどこまで続くかはわかりませんが、

できるだけ気長に続けていきたいと思っています。

 

ブログについて右も左もわからないので、

気になった箇所や感想・アドバイスなどあれば教えていただけると嬉しいです。

 

(日本語力がないため読みづらい文章も多々あるとは思いますが、

これからぼちぼち文章力を身につけていきたいと思っています...)

 

ではまた。