【バレエ初鑑賞】札幌・新劇場ホールhitaruで、バレエ「白鳥の湖」を鑑賞してきた

f:id:milkcha:20190203135612j:plain

 
こんにちは!ミルク茶です。

 

さて、昨年(2018年)の11月に札幌市民交流プラザの劇場ホール「hitaru」にて開催された、バレエ「白鳥の湖」を鑑賞してきたのですが、その時の感想を書いていなかったので書いていきたいと思います。

 

僕自身、バレエ鑑賞が初めてだったのですが、新しい発見がいろいろありました(当たり前ですが笑)

 

バレエ「白鳥の湖」に興味がある方、バレエを見たことがない方などの参考になれば幸いです。

 

札幌市民交流プラザとは?

 

「札幌市民交流プラザって何?」

「そもそも『hitaru』って始めて聞いた」

という人もいると思うので、簡単に説明したいと思います。

 

「札幌市民交流プラザ」とは、2018年10月に新しくオープンした、かなり新しい施設なんです!

 

札幌市民交流プラザのホームページによると、

 

国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる

「札幌文化芸術劇場 hitaru」

 

市民の文化芸術活動をサポートし、札幌の文化芸術を支え、

育てていく「札幌文化芸術交流センター SCARTS」

 

都心に集う人々に仕事やくらしに役立つ情報を提供する

課題解決型図書館「札幌市図書・情報館」

 

の3つからなる、複合施設です。

 

引用元:札幌市民交流プラザについて | 札幌市民交流プラザ

 

 

とのことです。

 

また、カフェ「MORIHICO.」や、レストラン「DAFNE」が入っており、快適に過ごせる空間が備わっています。

 

今回は、バレエを鑑賞するために「札幌文化芸術劇場hitaru」に行ってきたわけです。

 

札幌に新しい劇場誕生!「hitaru」について

 

この「hitaru」ですが、北海道初の多面舞台劇場であり、高性能の音響反射板を備えています。

 

実は、このhitaru、北海道で初めて大規模オペラ・バレエを鑑賞できる劇場なんです!

 

客席数は国内屈指の2,302席で、オペラ・バレエなどの舞台芸術やコンサートが実施可能な、3層バルコニー構造だけあって、空間が非常に広かったです。

 

札幌市民交流プラザの4階にhitaruのエントランスがあり、そこからさらに1階分上がったところが、ステージのフロア(観客席の1階前方席)にあたります(初めて行く方は少し戸惑うかもしれません)。

 

僕の席は4階席ステージ向かって左サイドだったのですが、結局札幌市民交流プラザの9階にあたる場所ということになります。

 

劇場の外観は、木を使った現代的な造りで、最初に見えてきたときは非常にテンションが上がりました。

 

f:id:milkcha:20190203141420j:plain

 

客層は小学生ぐらいの子から高齢者まで様々で、中にはバレエの時の髪の形をしたお子さんも来ていました。

 

バレエ「白鳥の湖」とは?

 

白鳥の湖」について説明する前に、まず今回の公演に関わっている人たちを紹介します。

 

 

次に、バレエ「白鳥の湖」について、簡単に説明していきたいと思います。

 

白鳥の湖」は、「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」とともに「3大バレエ」と言われる、代表的なクラシックバレエ作品です。

 

あらすじを一言で言うならば、王子と、悪魔にさらわれ白鳥に姿を変えられた姫との恋、そしてその邪魔に入る悪役を描いた物語です。

(超大雑把ですみません...詳細を知りたい方はネットなどで調べてみてください笑)

 

白鳥の湖」の見どころとしては、チャイコフスキーの叙情的でドラマティックな音楽や、あらゆる踊りを楽しめる点、そして白鳥のオデットと黒鳥のオディールの二役を一人のダンサーが踊る点などが挙げられます。

 

ダンスだけで二役を演じ分けるのは至難の技ですよね。

 

バレエ「白鳥の湖」を鑑賞した感想

 

まず、当たり前のことではありますが、バレエには歌や言葉がなく、ダンサーによる踊りとオーケストラの音楽のみで物語が進行していきます。

 

そのため、鑑賞する前にそのバレエのあらすじについて大雑把でもいいので把握することをお勧めします(笑)

(そうでなければ、今どんな場面なのかわからず、いつの間にか物語の進行に置いてかれる可能性があります...)

 

正直、バレエ初心者の自分にとって、今回の公演は、楽しかったというより勉強になったという感じでした。

 

白鳥の湖は第1幕〜第4幕まであるのですが、特に印象に残ったのは第3幕です。

 

第3幕は、各国から花嫁候補の姫たちが舞踏会に招かれている場面なのですが、エスニックに富んだ踊り、音楽が多く、派手で面白かったように思えます。

 

また、白鳥の様子(羽を羽ばたかせている様子など)が人間の動きで上手く表現されていて、物語上の人間と白鳥の差が際立っていて、ダンサーの表現力の凄さがわかったような気がしました。

 

全体的に男性は筋肉質な踊り、女性はおしとやかな踊りという印象でした。

自分の見せ場が終わるたびにダンサーが観客にお辞儀をするのは意外でした。

 

また、4階席まで、女性のトウシューズで歩く音がタカタカ聞こえてきたのは意外でした。

 

音楽に関しては、チャイコフスキーの凄さが改めてわかったような気がしました(しかし、4階席からは少し迫力に欠けていたような感じがしました)

 

ただ、4階席からもオーケストラピットは見えていたので、音がクリアに・ダイレクトに聞こえてきました。

 

物語の最後はハッピーエンドでしたが、クライマックスと思われる部分があまり強調されておらず、あっけなく終わってしまった印象でした。

 

カーテンコールは、幕が閉まりかかっても観客の拍手の音に負けて再び開くほど大盛況でした。

 

「札幌文化芸術劇場hitaru」で「白鳥の湖」の鑑賞を終えて

 

今回はバレエ初鑑賞ということで、 バレエとはどんな感じなのかを体感するため、チケットを買ったという面が強かったのですが、実際に鑑賞してみて、色々と勉強になり、行って良かったと感じています。

 

今回の鑑賞でバレエに関するイメージが具体化し、今まで以上にバレエについて興味を持てるようになりました。

 

劇場の印象としては、ホールの雰囲気に好感が持て、またホールスタッフの接客が良く非常に快適でした。

 

ただ、バレエを鑑賞する際には、4階席はステージを見下ろす感じになるので位置的に高すぎると思いました。

(ステージ向かって左前や奥の方が客席、天井に隠れて見えなかったです...)

 

バレエを鑑賞する際には、4階ではなく1〜3階、そして正面の席が良いのではないかと個人的には思います。

 

また、帰る際には、閉演後早めにホールから出ないとエスカレーターが渋滞し下に降りられない状況になるので注意が必要です(笑)

 

以上、hitaruにて「白鳥の湖」を鑑賞した感想でした。

ではまた。

 

 

p.s.

芸術鑑賞の際は、マナーにも気をつけましょう。

2列前の席の人がバレエ上演中に身を乗り出し、バレエダンサーの動きがよく見えないということが何度かありました..(T_T)