【初めての落語】浅草演芸ホールにて落語鑑賞!
こんにちは。ミルク茶です。
さて、みなさんは落語を見に行ったことがありますか?
日本人なら誰もが一度は見たことがあるであろう「笑点」に出演されている方々も落語家ですよね。
しかし、一度も落語(寄席)に行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、今回僕が浅草演芸ホールで初落語鑑賞したときの感想をお伝えしようと思います。
まだ一度も落語を見に行ったことのない方や、久しく見に行っていない方の参考になれば嬉しいです。
そもそも「落語(寄席)」とは?
「落語」とは、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種であり、話の最後に「落ち」がつくのが特徴だそうです。
落語は衣装や舞台装置などを極力使わず、身振りと手振りのみで一人何役も演じ、話(噺)が進行していきます。
「浅草演芸ホール」のサイトによると、
江戸時代半ばごろ、講談や落語などの興行が催される演芸場を「講釈場」「寄せ場」と呼ばれるようになったのが寄席の始まりといわれています。
とのこと。
落語は、江戸時代から続く昔ながらの大衆芸能なんですね。
「浅草演芸ホール」について
「浅草演芸ホール」とは、東京にいくつかある「落語定席」のうちの一つです。
「落語定席」とは、年中無休で落語の公演がある劇場のことです。
「浅草演芸ホール」のサイトによると、
「昭和39(1964)年のオープン以来、10 日替わりで落語協会と落語芸術協会が交互に公演を行っている」
とのこと。
落語のほかにも、漫才、漫談、コント、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなど、様々な演目を楽しむことができます。
「浅草演芸ホール」について
「浅草演芸ホール」の外観はこんな感じです。
まず、 写真中央からやや右にあるチケット売り場でチケットを購入します。
次に、すぐ左にある入り口から入ると、正面にモギリのスタッフさんがいるので、チケットを切ってもらいましょう。
※注意!:浅草演芸ホールでは、「中間外出」が禁止されているので、中に何か持ち込みたい場合は入場する前に用意しましょう(入場してからも、中にお弁当や飲み物、お菓子、お酒、タバコなどを扱う売店がありますが)。
チケットを切ってもらったら、あとは劇場内に入って鑑賞あるのみです!
寄席は、好きなときに入って好きなときに出ることができます。ただし、最低限のマナーとして、入退場は高座の切れ場(演芸と演芸の間)にするとよいでしょう。
(「浅草演芸ホール」サイトより)
席は1階席と2階席があります。
2階席からの眺めはこんな感じです。
意外と上から見下ろす感じですね。
一段一段高さがあり、どの席からも公演が見られるように設計されているようです。
そして、1階席からの眺めはこんな感じです。
こちらの方が、初心者の僕にとっては寄席が見やすかったように感じます。
ちなみに、浅草演芸ホールは全体的にレトロな雰囲気が漂っています。(昭和中期当時の施設のまま使われているのでしょうか...)
いよいよ落語鑑賞!
僕が落語を見に行ったときの番組表?がこちらです。
僕が見てきたのは、下の段の「三月中席後半」の昼の部です。
(それも途中からですが笑)
「浅草演芸ホール」のサイトによると、
寄席の興業期間は、毎月「上席」「中席」「下席」と10日間ずつ区切った期間です。当ホールでは、落語協会と落語芸術協会が10 日ごとに交代で公演を行い(ただし、31日は特別興行を行います)、それぞれに「昼の部」と「夜の部」を設けています。
とのこと。
ここからは、落語完全初心者の僕が、実際に寄席を鑑賞してきた感想をお伝えします。
まず、寄席には「落語」に限らず漫才、紙切り、曲芸、ものまねなどの、臨場感あふれる公演に、観客と一体となって笑ったり楽しんだりするのが新鮮な体験でした。
笑いたいときに笑える雰囲気があるのが、寄席の良い点の一つではないでしょうか。
次に、「落語」というものが、今までの漠然としたイメージから具体的なイメージに変わりました。
落語家の話術、身振り手振りがどのように使われているのか、実際に鑑賞してみてより具体的にイメージできるようになりました。
また、「落語」ではありませんが、ライブで漫才をみるのとテレビで見るのとでは、全然印象が違いました。
個人的にはライブで漫才をみる方がテレビで見るよりも数倍楽しく感じたような気がします。
ぜひ落語を見に行こう!
さて、いかがだったでしょうか。
今回、浅草演芸ホールで寄席に行くまでは完全に落語初心者だった僕ですが、
実際に行ってみると寄席に限らず新しい発見がいっぱいありました。
この記事を読んでくださっている方も、もし「落語をライブで見たことがない」のであれば、ぜひ行ってみてください。
何か新しい発見があることは間違いないと思います!
それではまた。